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実録出会い系サイト体験談&評価・攻略レポート ブログ
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デートから一週間後の日曜に、再びちなつと会う事になった。
もちろん待合わせは田川

一人八木山峠を越える道のりは、最初に時と比べ、
多少なりとも短く感じた

待合わせは前回と同じ筑豊鉄道の駅。
到着後、直ぐに例の家からちなつが出て来た…。
ほんとに親戚の家か?と視線を送る俺に
ちなつは一向に気にしないというか、無視してる…

その後、飯塚、直方と前回より少し行動範囲を広げるが、
前回と同じく宛ても無くグルグルと走り続ける。

これってデート?暇つぶし?
会話の中の微妙なニュアンスに戸惑いながらも、
隙を見ては近寄る俺に
「えっ?何?何今触れようとした?バッチぃ~」と
潔癖症の片鱗を伺わせるちなつに敢え無く撃沈させられる

そんな、こんなで夕方近くに田川まで戻って来た俺達。
「今日はずっと運転しっぱなしやったけん疲れたやろ?休憩しよっか?」
と優しい一言

ちなつに指示されるまま、進む先は…

「ホ、ホテル
「あれ?行きたくないと嫌なら止めていいよ?」
「いや…行く

そこは外観から古びた印象のあるホテル
さらに中はもっとヒドく、急に70年代にトリップしのでは無いかと
錯覚させるぐらい、当時のまま、埃臭く、カビ臭く保存された異空間。
ていうか、ベット小さくない??
潔癖症のちなつには耐えられるのか?
と勝手な思いを巡らせながらベットへ…

結局、笑われ…けなされ…ツッコまれ…
終始ちなつペースでヤリ込められながらも、
徐々に心と身体を開いていき、俺達は始めて肌を触れ合った

帰り際の車の中、
「ねぇHくんはちなつの事どう思とうと?」
「どうって?」
「好きとか、嫌いとか、付き合いたいとかあるやない?」
「ん~いいなぁって思ってるよ」
「な~ん?それ、エッチの事やないと?」
「違うよ」
「もぉ私ねぇ初めてやったんよ」
「えっそれって…?」
エッチして恐くなかったの」
「あぁ~そういう事」
「今までエッチが恐かった。だけん早く終われっていっつも思ってた」
「そうなんだ…」
「うん。自分の中に別のモノが入るのが嫌やった」
「それって潔癖症やけん?」
「うん。でも今日はHくん優しいけん、そういうの全然意識せんやった」
「そうやろ!そうやろ!」

「なん、それ?そんな態度やったら、もうせんよ」

ちなつの言葉の端々から、何かが変わった気がした。
そして、俺の中のちなつへの想いも、何か変わった気がした。

>>続く

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いきなり軽いジャブを受けた感じだったが…
さて、これからどうするか

「ねぇ~田川って何があると?」
「なんもないよ。田舎やし…」
「…」
「ふだん何処で遊びよと」
「ん~カラオケや飲みに行くかかなぁ。」
「あっボーリング

「あっそれいいねそこ行こうよ
「えぇ~いきなり初対面で行くと?変やない?」
「そんなことないよ。だって他には何もないちゃろ?」
「いいやん。このままドライブで

結局、あてども無く、田川の街を走り周った…
病院での愚痴、昔追っかけをやっていたインディーズバンドの話など、
終始一方的にしゃべりまくるちなつ。

彼女のペースに飲まれながらも、何気に心地良さを感じる。

「でも本当に来るとは思わんやった
「呼ばれれば、何処でも行くよ」
「ほんとぉ
「うん」
「じゃあまた呼ぼうかなぁ
「いいよ」

その時偶然、ラブホの横を通り過ぎる…
「あっ今変な事考えよったやろ
「えっ何何も考えよらんよ
「そ~ぉ?でもダメやけんね
「いいよ」
「ほんと?それ期待して来たっちゃないと?
「ぜんぜんふつうに会って遊べるだけでいいよ」
わずかな下心を見透かされ、焦る俺…
「ふ~ん。でもエッチせんよ。私エッチ嫌いやし」
「えっ?何で?」
「潔癖症なんよ。だけん肌とか唇が触れ合ったりとかするの気になって…」
ん~完璧撃沈か…

しばらくして、ある病院の前を過ぎた時
「あれ私の勤めよう病院
と彼女が指さす…
「あっそこのスーパーに行って」
「何で
「いいけん。買い物して帰えらないかんけん

ちなつが買い物を済ます間、俺は一人外の喫煙所でタバコをふかす
「ゴメン。待った?行こう」
「あっちょっと待って

と荷物を渡される俺…。
いきなり誰かのそばへ走り寄り、話を始める。

とりあえず、先に車に戻る。
その後、車に戻ってくるなりニヤニヤと俺の顔を見るちなつ。
「さっきの人、誰?」
「病院の人。婦長さんなんよ」
「そう…」
「一緒にいる人誰って聞かれた
「そう…」
「一応彼氏って言っといたけん
「そう…」
「何うれしくないと?」
「なんで?自分めちゃ自己中やろ?」
「そう?でもよく言われる

「…」

その後、カラオケ、食事とそれなりに楽しみ、
デートっぽい一日を過ごし、待合わせた駅(家)まで送る。

一人寂しく長い道のりを戻る俺に、
気を遣ってくれたのかちなつからメールが届く。

「今日は私のわがままにつき合ってくれて、ありがとう」
「俺も楽しかったけん、いいよ」
「こういうので会うの初めてやったんよ」
「そう」
「でも来てくれたのがHくんでよかった
「本当はすごい緊張しとった」
「そんな風には見えんかったけどね」
「ねぇこれからもつき合ってくれる」
「ん?それって彼氏としてって事?」
「うん」
「いいよ。」
「ほんと?田川まで来た甲斐があったね

「…」

自己中で天然。無防備なようで、計算高い…
それでいて憎めないちなつとの恋がスタートした。
でも潔癖症ってのが…気になる。
果たして俺達は結ばれるのか??

>>続く

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とうとう会う約束をした

今までのメールの経緯を思い返すほどに気乗りがしないが…

事前に時間にルーズなので遅刻するかもしれないと前振りすると、
5分だけなら待つと、愛想の無い返答

そして約束の日曜を迎える

午前10:37

約束の時間を7分過ぎ、待ち合わせ場所の駐車場へ…

居ない

周りを見渡しても、居ない

来たという証に、取り合えず電話をかける…

出ない

ホッと安堵する自分

すると携帯に着信が…

遅れた事を攻められる俺
結局は近くバス停にいる事が判り、
そこで落ち合う事になる。

電話の向こうで聞こえたバスの音を頼りに
近くのバス停まで、とりあえず歩いてみる

バス停で携帯の画面を見つめる女性が一人
女性?が一人

一瞬お、思わず通り過ぎてします…

いやぁ~まじヤバいよ

でも、勇気を振り絞り声をかける俺

とりあえず車で近くの埠頭まで行く。

微妙な間と空気の中、懸命に会話も糸口を掴もうとする俺。
その度に
「知らない」
「教えない」
「秘密」
と事々く会話を潰す優里

はぁ~と心の中でため息をつく俺

長い沈黙の中、遠くを見つける優里の視線の先にあるものは…

ホ、ホテル

会話を潰しまくるのは、そういう意図

不意にこの間のメールの文章が脳裏を過ぎる
「今度会ったらエッチしていいよ」
「…」

この場合って男として、やっぱりしてやるものなの?
ん~どうだろう?

まともに顔見てたら起たないよ…
いやぁ目をつぶってすれば出来るよ
でも肌がゴツゴツしてるよ…
いやぁ外見はどうあれ、中身は女性だよ
もしエッチした後の俺達ってどうなるの?
凄い束縛されるやろうね…

ん~やっぱ絶対ムリ

そういう結論に達した俺はかかりもしない電話に出て、
急な仕事が入った事を装い、途中で優里を落として帰路へついた


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それからも優里とは、2、3度同じようにケンカ別れとなる事もありながら、
結局はメル友を続けていた。

その中で、優里が、
ヒドいコンプレックスの塊である事、
自分に自信が持てない事、
それでいて、ものスゴく自己中な事
そして、元彼との仲で中絶を経験し、その後男性不信に陥っている事を知った。

メールを続けているうちに、多少なりとも心情的に救ってやりたいというものもあったが、
どうしても、会おうという気持ちにまで後押しする動機が出てこなかった…

いつの間にかメールでのやり取りは、
いつも優里が愚痴や悩みを語り、それを俺がなだめるという関係になり、
優里の俺への信頼度は日増しに高まっている事がメールからも伺えた…
そんな状況が「会う」という行為が億劫以外の何ものでもないように思えた。

そんなある夜、その日の優里はひどく落ち込んでいた。
断片的に続くメールに苛立たしくなった俺は、
「今から電話するから」とメールを返し
思わず以前聞いていた携帯番号へ電話をかけるしまう…

「もしもし」
「…」
「もしもしぃ?」
「…」

電話に出ているのに、無言の優里
何故??
無言の理由を頭の中で想像しながら、答えを見出せない…
てか電話でしゃべらんと、かけてる意味ないやん

「もしもし…」
「…」
「電話なんやけん、何かしゃべらんとどうにもならんよ!」
「俺が一方的に聞くけん、一言はいか、いいえって答えて!」

「俺が電話したの嫌やった?」

「…」
「切ろうか?」
「…」
「…」
「このまま電話続けていい?」

「はい…」

か細い声で初めて声を聞いた
その後何を話したか、よく覚えていないが…
と言うか、ほとんど会話してないと思うが…
ただ、優里の俺への依存度は、また高くなったようだ
何でここまでするんだろう?と自分自身に嫌気を感じながら、
その後に来た優里からのメールに絶句

「今度会ったらエッチしていいよ」

な、何なん

また一つ出会いの奥深さを感じつつ、
この先の展開を想像すると、急に鳥肌が立ってきた…

>>続く

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それから何が変わったかというと…
さちから毎日メールが入るようになった

そのほとんどはどうでもいいような他愛の無いものばかり
仕事が忙しい事から、あまり相手が出来なかったが、
返事を返さねければ、返さないで
「どうしたと?」
と追い討ちをかけてメールが届いた

セフレ時代は何も気にする事無く、
会いたくなれば、メールをし楽しめた関係も
ここまで毎日執拗にメールが来ると正直ウザく感じた
今さらながらに、事の重大さが身に染みた

そんな状況が続き、さちとは会う機会も無いまま
ある夏の土曜、さちとその友達たちと遊びに行く事となった。
メンツはさちと友人2人、その彼氏2人の計6名。

待ち合わせたショッピングモールで食事やゲームをし、
その後何故か福浜の海岸で花火
適度に夏の夜を堪能した後は、そのまま長浜ボールでボーリング
それなりに盛り上がりはしたものの、終始作り笑いの俺…
場に馴染めないというか…ずっと違和感を感じていた

その後は、解散してそれぞれ家路へ…。

帰りの車の中で
「今日はありがとう。私のために付き合ってくれて」
「ん?」
「だいぶん無理しとったやろ?」
「えっわかった
「うん…」

初めてエッチ無しで過ごした一日だった

さちとは、その後一度だけ二人でデートをして終わった。
あまりに俺がカマってやれなかったので、(マジ仕事忙しかった
見限りられて別に彼氏を作られてしまった。

その話を聞いた時、腹立たしい気持ちも無く、
正直さちの事を思うと良かったと思った。

そして、二度とさちと会う事は無かった。

セフレだったら今も続いてたのかな?と
何気に一人淋しく過ごす時に、ふと思い返す事もある

ん~出会いって、ほんと難しいっス


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その後も、さちとは月一で会い、エッチをかさねていた。
俺的には色々と気を使う事も無く、ただエッチを楽しめる事で心地良さを感じていた。

お互いプライベートには干渉しなかったが、
1年近く続いた間に、確か2、3人彼氏が替わっていた
俺とは完璧セフレと割り切って付き合っていたようで
いつも濃厚なエッチをする度に、俺とのエッチが一番と言ってくれた
時には意地悪く彼氏と比較させながらエッチをすると、いつも以上に感じていた
たぶんいつも満足させてもらってないんだろう…
というか彼氏とはどんなエッチしてるんだ
淫靡な声を出しながら感じる、ちょっとポッチャリなさちの身体を見ながら考えてしまう

そんな関係を続けていたある日、さちは何処となく妙にヘコんでいた。
話を聞くと彼氏と別れたと言う。

「そんなにヘコむなよ。さちには俺がおるやん
「うんそうやねぇ
「そうそうなんなら俺が彼氏になろうか?」
「ほんとうちの彼氏になってくれると
「ん?もちろんやん
「こういう関係って、そんな話したら嫌われると思ってた
「さちとは長い付き合いやし、俺もずっとフリーのままやし、そういうのいいっちゃない
「うん

慰めようという気持ちと、その場の勢いで何気に言ってみた事だったが、
異常にはしゃぐさちの姿に、急に不安なモノが押し寄せて来た…

果たして、セフレ恋人という関係は可能なのだろうか

>>続く


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