今までのメールの経緯を思い返すほどに気乗りがしないが…
事前に時間にルーズなので遅刻するかもしれないと前振りすると、
5分だけなら待つと、愛想の無い返答
そして約束の日曜を迎える
午前10:37
約束の時間を7分過ぎ、待ち合わせ場所の駐車場へ…
居ない
周りを見渡しても、居ない
来たという証に、取り合えず電話をかける…
出ない
ホッと安堵する自分
すると携帯に着信が…
遅れた事を攻められる俺
結局は近くバス停にいる事が判り、
そこで落ち合う事になる。
電話の向こうで聞こえたバスの音を頼りに
近くのバス停まで、とりあえず歩いてみる
バス停で携帯の画面を見つめる女性が一人
女性?が一人
一瞬お、思わず通り過ぎてします…
いやぁ~まじヤバいよ
でも、勇気を振り絞り声をかける俺
とりあえず車で近くの埠頭まで行く。
微妙な間と空気の中、懸命に会話も糸口を掴もうとする俺。
その度に
「知らない」
「教えない」
「秘密」
と事々く会話を潰す優里
はぁ~と心の中でため息をつく俺
長い沈黙の中、遠くを見つける優里の視線の先にあるものは…
ホ、ホテル
会話を潰しまくるのは、そういう意図
不意にこの間のメールの文章が脳裏を過ぎる
「今度会ったらエッチしていいよ」
「…」
この場合って男として、やっぱりしてやるものなの?
ん~どうだろう?
まともに顔見てたら起たないよ…
いやぁ目をつぶってすれば出来るよ
でも肌がゴツゴツしてるよ…
いやぁ外見はどうあれ、中身は女性だよ
もしエッチした後の俺達ってどうなるの?
凄い束縛されるやろうね…
ん~やっぱ絶対ムリ
そういう結論に達した俺はかかりもしない電話に出て、
急な仕事が入った事を装い、途中で優里を落として帰路へついた
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