茶髪に黒いコートを着た女性が近づいてきた。
セクシー系というよりはお姉系といった感じ☆
「出会い系でメールした人ですか?」
リサの声はハスキーで、やっぱりセクシーかなぁと一人納得
リサを車に乗せ、一路那の津のホテル街へ…
部屋に入り、ソファーに腰掛け、軽く会話を楽しむ。
そして、ふたりでバスルームへ…。
すべては順調に良いテンポで進んでいく☆
いい感じ♪♪
バスルームで服を脱ぎながら、リサが
「実は…TATTOOがあるちゃけどいいかなぁ?」
と切り出してきた。
今どきTATTOOなんてめずらしくもない気がしたが…
「うん。別に気にしないよ」
「そう?でもまだ彫ってる途中やけんね…」
とちょっと照れ臭そうなしぐさを見せる。
「いいよ。途中でも」
服を脱ぎ、バスルームへ入るリサの後姿…
その背中には…菩薩が
背中一面に、まだ色が入っていない菩薩が現れた
うわぁ~これってヤバいっちゃない…
エロモード全開だった気持ちが一気に萎んでいく
「どうしたと」
と声をかけてくるリサ。
極力、平静を装いつつ、
終わった後にお金請求されたりとか…
途中から恐いお兄さん達が出来てきたりとか…
この出会いの真意を探る俺。
結局、ヤル事はヤッたものの
正直、その間、ぜんぜん気持ち良くなかった
ホテルを出て、待合わせたローソンまで送り届ける間、
ず~っと周りに警戒しながら、リサを降ろし、
そそくさと車を走らせた
その後は特に何も無く平穏に過ぎていった…
俺の取り越し苦労だったのかな??
あぁ~もっと楽しんでおけばよかった
小心者のでんでん丸
でも出会いって、どこかリスク背負ってるから…
自分の身は自分で守るしかないからね
出会いによっては慎重過ぎるくらし慎重な方がいいと思うよ
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