1件気になるメッセージを見つけた。
「あしがないです
天神迄送ってくださいm(__)m」
嘘っぽいが短文という事で、ちょっとリアルっぽいなぁと思い、
とりあえずメールを送ってみた。
「いいよ。送るよ。今はどの辺にいるのかな?」
するとスグに返信が届く。
「東区です」
ん~ちょっと距離があるなぁ…でも深夜だから車なら早いか?
でも待ち時間が長いと、その間に他の相手見つけて、すっぽかしもあるかも?
車で移動しつつ、もう少し突っ込んで聞いてみる。
「東区のどこかな?今一人なの?送るよ!」
「旧三号線の九産大駅の近くです。一人です」
レスが早く、用件だけ伝えてるから本物っぽいが…
行くか、行かないか、まだ気持ちが迷っているので、更にメールを送って確認する。
「どんな格好してるの?」
「090********です」
シビレを切らして直電を送ってきた…
「もしもし、サイトでメールしてた者だけど…」
「どのくらいで来れますか?」
「20分くらいかな。これって天神まで送るだけ?」
ちょっと長めに時間を伝えながら、その先の展開の探りを入れてみる。
「えっ?どういう事ですかぁ??」
「あぁ~別に意味は無いよ…聞いてみただけ。今外にいるの?」
カマかけた俺の質問に戸惑ったようで、本当に天神まで送ってくれる相手を探しているようだ。
「わかりました。待ってますね。今は友達の家です」
友達?一人じゃないのか?
と一瞬疑問が湧いたが、ケータイで話してるし…
話し方も怪しい業者や変なヤツではなさそうなので、
とりあえず九産大駅まで向かう事にした。
到着するまで、何度となくあかねから催促に近い電話が入る。
「あと少しで着くよ。何処で待ってる?」
「近くにレンタルビデオ屋があるので、そこで待ってますね」
「どんな格好?」
「上がGジャンに下が黒のスカートです」
「わかった。もう駅見えてきたから着いたら、また電話します」
と一旦電話を切る。
待ち合わせ場所に到着し車を止め、電話をかける。
話中…ん?
しばらくして、まだかける。話中…
その後も何度となくかけてみるが、ずっと話中のまま…
ガァ~~ン!!冷やかしやん…
ヘコむ自分にたまに、はこんな日もあるさぁと
自分で自分を慰めつつ、2時をまわった夜中、結局一人寂しく来た道を帰る。
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