更に寂しい場所にポツンと佇むホテルは、
外見も部屋もみすぼらしいモノがあった。
部屋に入り、ソファーに二人腰掛ける。
「出会い系とか使わんでもモテるやろ?」
「まぁねぇ…」
「じゃあ、何で出会い系やりようと?」
「ん~ヒマやったけん。それとおもちゃで遊んでみたかったけん…」
なんとなく歯切れの悪い返事をしてくる。
よくよく聞いてみると、
マヤは貧乳らしい。その事が本人にとってはスゴくコンプレックスになっているようだ。
「うちエッチする時、上の服脱がんけん」
とこれからの事への牽制を投げられてしまう…
「えぇっ??いつも上は服を着たまま?」
「うん。だって恥ずかしいやん。見られたくないもん」
まさに天はニ物を与えず…とはこの事がなぁと一人納得する俺。
30分ほどそんな会話を続けながら、
おもむろにローターを取り出し、服の上から責めてみる。
そしてベットへ移動し、マヤの足を大きく広げさし、
再びローターで責める…。
最初はマグロ?と思わせるぐらい無反応だったマヤの身体も
ローターで責めているうちに、徐々に声も身体もいやらしく反応を見せ始める。
さらにローターを持つ手を、徐々に上の方に移動しようとすると
「ダメっ!」
と制止させられる。
ローターと指と舌でマヤを一度イカせた後、
マヤの口で大きく固くさせられた俺のアソコをマヤの中へ…。
でも上は依然服を着たまま。
ちょっと拍子抜けする感じもいなめず、
楽しみが半減した気分のまま、
そのまま果ててしまう俺。
マヤとの出会いは、結局それ一回限りとなってしまったが…
果たして、マヤはこれからも上半身は服を着たままエッチをするのだろうか?
て言うか、出産したら大変そうだよなぁと、変な心配を考えながら、
今日も一人で出会い系サイトの中を覗いてしまう俺。
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かなり走り続けたところだった。
近くに団地がある事で、なんとか灯りがついて明るいところではあったが、
12時過ぎという事もあってか、車や人の行き来が無いだけも、
何処か寂しげな場所だった。
さすがに、こんなとこまで来させてすっぽかしはないだろうと思うが…
多少不安になっていたので、来る途中何度となくメールを続けて繋いではいたが…
待合わせ時間を5分過ぎてもマヤは現れなかった。
夜の雨上がりの路上でタバコをふかしながら、
念の為、催促のメールを送る。
「スグ近くまで来よるけん、もうちょっと待って」
と返信が届く。
それから、漸くして暗い夜道を歩いてくる女性が見えてきた。
髪はロングの茶髪。
顔は美人系、どちからと言うとお水というかキャバクラに居そうなハデ系の美人。
「ゴメンね。遅くなって…」
と言いつつも、少しも悪びれる様子ではない。
深夜のこんな時間に出会い系で男と会うようなタイプでは無く、
そんなの使わなくても充分に男が近寄ってくるんじゃないか…?
ん~大体こういうパターンって訳ありだったりするのだが…
果たしで、どうなんだろう?
なにげに不安を胸に抱きつつ、
マヤを車に載せ、ホテルへと車を走らせる。
>>続く
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